【速攻動画解説】BMW「Mタウン警察」出動の巻

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「Mタウン警察」。今まで一度も耳にしたことのない名前である。

 

それもそのはず、「Mタウン警察」とは、BMWが「Mモデル」の魅力を伝えるために制作したプロモーション動画の一つだからだ。

 

「Mタウン警察」では、BMWのMモデルがパトカーとして活躍する。パトカーに求められる機動性や敏捷性などは、Mモデルの魅力を伝えるにはもってこいの要素だ。

 

早速、動画をのぞいて見るとしよう。

 

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▶「Mタウン警察」動画解説

舞台は、架空の街「Mタウン」。漆黒の闇に、荒々しく響き渡るサイレン。1台のパトカーが、サイレンと共に目の前を勢いよく「駆け抜ける」。警察車両とは思えない美しいシルエットに、思わず目が留まる。LAPDと同じ白黒のカラーリングを身に纏い、ルーフにサイレン、フロントバンパーにはプッシュバーを備えたBMW M2だ。

 

次に現れたのは、鮮やかなオレンジのBMW M4。犯行現場に到着するなり、刑事らしき男性が2人、M4から出てくる。このM4、どうやら覆面パトカーのようだ。現場の制服警官の話によると、被害者(車)?はハンマーでひどく殴られたようである。

 

場面は替わり、M2のパトカーにM4が続き、犯人のアジトへと向かう。そこで、M4を運転する刑事が運転しながら一言。

 

「俺たちは、最高のモノしか使わない」

 

そう言い放つと、アクセルを一気に踏み込む。一瞬違わず、M4は轟音と共に急加速する。

先頭を走るM2の制服警官も笑顔で一言。

 

「この仕事、たまんない」

 

制服警官はすぐさま前を見据え、M2が弾けるように加速する。M2とM4が犯人のアジト近くに到着し、突入のタイミングをうかがう。外で待機していた刑事が、現場突入の指示をを無線で伝え、M2とM4はサイレンを鳴らしながら、猛烈なスピードでアジトへと向かう。そこへ、黒塗りのBMW X5 Mも応援に駆けつける。X5 MからはSWAT隊員が出てきて、アジトのドアをブリーチングギア(ドアぶち破り器具)で破壊し突入。天井からもSWAT隊員が突入し、何も気づかずに作業していた犯人一味は抵抗する間もなく制圧され、御用となる。

 

犯人一味は、どうもBMWのステアリングにファーのカバーや、シートにビーズカバーを取り付けることを生業とする不届き者であったようだ。BMW本来の魅力を奪ってしまう行為は、「Mタウン」では重罪。犯人らは、大切な免許証を取り上げられてしまった。

 

一仕事終えたM2、M4、X5 Mは、再び漆黒の闇へと消えて行く。「駆け抜けていく」M2パトカーのリアホイールアーチの上部には、「1972」という番号が印字されている。

 

1972と言えば、BMWモータースポーツ社が設立された年だ。1972年5月1日、「M」の歴史はスタートした。

 


Source:BMW

 

Photo Source:BMW

 

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